今学期の成績

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2022年 2月17日

 

 

 

 

ついにその日は、やってきた。

 

 

 

 

それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成績発表!!

 

 

 

 

 

 

 

ついに前学期の成績発表がされるのだ。

 

 

 

 

すべての放送大学生が楽しみにしていることでしょう。

 

 

 

 

 

だが、

 

 

 

 

 

 

僕には、一つの大きな不安があった、、、、、、、、、

 

 

 

 

ある科目のテストが、、、

 

 

 

 

 

 

 

まったく分からなかったのだ…😱

 

 

 

 

 

 

それは、「財政と現代の経済社会」という科目。

 

 

 

 

Twitterや本ブログでも、たびたび言及していましたが、本当に難しいんですよ、、、

 

 

 

 

通信指導も単位認定試験、共に分からず、苦戦をしまくった科目、、、

 

 

 

 

過去問ですら、まともにできませんでした、、、

 

 

 

 

これは、落ちたなと、、、

 

 

 

 

だって、10問中5問しか絶対に正解したと思う確信がなかったからなんですよ、、、

 

 

 

単位認定試験では、6割、つまり6問正解してないと、単位は取得できない、、、

 

 

 

が、多分6問もあってない、、、

 

 

 

 

多分落としたなと、、、

 

 

 

 

未だに、高校から単位というものを落としたことがないのが、私の誇りなのです!

(大袈裟)

 

 

 

 

だから、成績を見るのがとんでもなく恐ろしかった、、、

 

 

 

あ~見たくないよ~

 

 

 

 

いやだ~

 

 

 

 

でも、見ないと、、、泣

 

 

 

 

2月17日、僕は意を決してWAKABAにログインする、、、

 

 

 

 

ログイン

 

 

 

 

 

 

履修成績紹介

 

 

 

 

ポチッ、、、

 

 

 

 

 

 

 

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・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜ、ぜ、全科目合格してる!!!

 

 

 

 

 

 

 

うおぉぉぉぉぉぉぉやったぞぉぉぉぉ!

 

 

 

 

しかも、財政と現代の経済社会がまさかの判定!!

 

 

 

あれほど、よくわからなかったのに!!

 

 

 

もう、落としたもんだと思っていたので、とてもホッとしました、、、

 

 

 

他の科目も、A判定が多く、C以下はなかったのでよかったです~♪

 

 

 

ただただよかった~ 落ちたらどうしようかと思いました、、、

 

 

 

 

これで、今年は合計38単位を修得することができました。

 

 

 

 

卒業まで、あと86単位!!

 

 

 

今年は、印刷教材40単位を修得する予定です。

 

 

 

今年も頑張ります。

 

 

 

 

 

この記事を書いている人

 

 

 

REON

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現役の18歳放送大学生(社会と産業コース所属)

中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。

別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。

高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。

その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。

目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。

そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。

reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter

 

不登校だった時の話:不登校になって見えた世界

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こんにちは。REONです!

 

 

最近は、放送大学の印刷教材のレポートの記事が多かったので、今回は、僕が学校に行っていなかった時の話をしたいと思います。

 

 

まだ、僕が不登校になった経緯やそこからどうやって乗り越えたを、詳しくお話していなかったので、この記事でお話しします。

 

 

 

 

 

 

僕が学校に行けなくなった経緯

 

 

僕は、初めから学校に行っていなかった訳ではありません。

 

 

中学の初めの頃は、みんなと同じように登校をしていましたし、学校生活もそれなりに充実していたと思います。

 

 

まぁ、正直楽しく登校していたわけではありませんが、、、

 

 

夏休みが終わってしばらくした後から、登校するのが難しくなり始めました。

 

 

なぜ、登校できなくなったのかというと

 

  1. 勉強に徐々についていけなくなった
  2. テストで点数を取ることができなくなってきた
  3. 環境が小学校と大きく変わってしまったから

 

これらが大きな原因でした。

 

 

小学校の頃は、勉強も結構できていましたが、中学に入学してから難易度も上がってきて、初めは何とかついていくことができていましたが、段々とついていくことができなくなっていきました。

 

 

そのため、テストでも点数を伸ばすことができず、少しずつ不安感が増していきました。

 

 

実は、小学校の時よりも、倍以上の時間を勉強に費やしていて、勉強のために部活もあえて入部せず、休みの時なども常に勉強をしていました。

(テスト前の休みは、1日10時間勉強していました…)

 

 

それにも関わらず、点数も伸びず、勉強も難しくなっていき、あまり理解できていない状態でも、授業はどんどん進んでいき、ますます不安感が増していきました。

 

 

また、小学校から環境も変わり、環境に馴染むことができなかったことも原因でした。

 

 

当時通っていた中学校の生徒数が、900人近くいるマンモス校だったので、小学校の友達と同じクラスになることがあまりなく、新しい人達とコミュニティを作っていかなければならなかったのが、かなりしんどかったのも原因の一つでした。

 

 

こうしたことが重なり、その後僕は徐々に学校に行くことができなくなり、中学一年生の冬には完全に登校をすることができなくなってしまいました。

 

 

行けなくなった後

 

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いま、あの時を振り返ると、本当に悲惨な思い出しかないですね…

 

 

完全に行けなくなった後は、本当に苦しかったですね、、、

 

 

まさに、地獄ような日々でした。

 

 

行けなくなった後も、何もしなかった訳ではなく、毎日勉強しとにかく勉強中心の生活でした。

 

 

行けなくなったとしても、みんなと遅れたら絶対にいけないという思いがあったので、勉強をさぼるということは、ありませんでしたが、ただそれでもわからなかったり、テストでも点を取ることができず、段々と心も体も疲れてきてしまいました。

 

 

初めは、追いついてやる!って気持ちが大きかったですが、「もう頑張ってもどうせだめだ、家族にも迷惑をかけて、もう死んでしまいたい」という気持ちが徐々に大きくなっていきました。

 

 

そしてある日、僕は家で自殺を図ろうとしました。

 

 

家に誰もいない日を狙って。

 

 

 

ですが、首に縄をかけたその瞬間、ある言葉を思い出しました。

 

 

 

それは、中学一年生の秋に家庭科の授業を受けた時のことです。

 

 

 

その日、”高齢者になって人生を終えるときに、どのようにして、人生の最後を迎えるか”という授業だったのですが、その時に家庭科の先生にこんな事を言われました。

 

 

 

「自分が死ぬときに、なんも楽しくない人生だったな、やり残したこといっぱいあるなぁって思って死ぬのと、人生やり切った、もう何も後悔することなく死ねる!って思うのとどっちがいいですか?いやでしょ、後悔して死ぬの。だからあなたたちは悔いなく生きて死になさい。

 

 

 

突然、この言葉が頭の中を巡りました。

 

 

 

そして、僕は「このまま、負けっぱなしでいいことない人生で死んでいいのだろうか、最後までやらなくていいのか?」

 

 

そう思い、僕は首の縄を外しました。

 

 

 

ふれあい教室へ

 

 

その後、担任の先生から”ふれあい教室”という、別教室での登校を進められ、そこに通うことになりました。

 

 

そこでは、様々な事情で通常のクラスに通うことができなくなった人が、登校をするクラスで、僕が初めてそこに登校したときは、すでに7名ほどいました。

 

 

主に自主学習が中心で、時々先生が空いた時間に、課題や書類を届けてくれたり、勉強を教えてくれたりしていました。

 

 

非常勤の先生が常駐していましたが、勉強を教えるのではなくて、教室の監督としている感じで、相談などはその先生にしていました。

 

 

僕が、登校した頃は、みんな人見知りで話すこともなく、若干殺伐とした何とも言えない空気が部屋を漂っていました、、、(笑)

 

 

ですが、何度か登校していくごとに、みんなと話をするようになり、全員先輩でしたが仲良くなくことができました。

 

 

そして、僕は2年生からはこの教室に毎日登校することを決めました。

 

 

様々な仲間たち

 

 

2年生の春からその教室に登校することが決まり、初めて本格的にその教室に通うことになりました。

 

 

その年は、1~3年生の人達がいて、クラスに通うことができなくなってしまった理由は、いじめやクラスに馴染めなかったりと様々でした。

 

 

初めは、ほとんどが初めて会う人達でしたので、お互いが緊張していましたが、通うごとに会話も増えていき、いつしかみんなと友達になっていきました。

 

 

そこでは、様々な個性をもった人達がいて、めちゃめちゃ絵の上手い人や太鼓が好きで、太鼓を極めたいという人、サバゲ―が好きな奴など様々な人達がいました。

 

 

自分にとって、初めての後輩は、クラス馴染むことができなかったり、いじめを受けてこの教室に来たそうです。

 

 

初めは、全く言葉を発さず、もう一人の一緒に入って来た友達としか、話をしてくれませんでしたが、段々と仲良くなり、いまでも連絡を取り合う仲となりました。

 

 

また、同級生には僕が1年の時に、3年生だった先輩の妹さんが、この教室にやってきていました。

 

 

彼女もクラスに馴染むことができず、また複雑な家庭環境に置かれ、精神的に追い込まれていたこともあり、この教室に来たそうです。

 

 

こういった、様々な事情を抱えた人達が、入室していました。

 

 

自分とは、全く違う人達とこれほど親しくなることはなかったので、なんだか新鮮な感じがしていました。

 

 

 

猛勉強の日々

 

 

ふれあい教室に通い始め、そこから猛勉強をすることにしました。

 

 

学校に行っていない間、毎日勉強をしていたとはいえ、授業を受けていないため、分からないところやできないところも多かったので、、、

 

 

ですが、前と同じように勉強してもダメだと思ったので、やり方自体を変えることにしました。

 

 

まず、1年生の復習や参考書を買いまくり、基礎から勉強をすることにしました。

(基礎を徹底的に叩き込みます。)

 

 

そして、過去に解いたテストを見返して、すべての科目のテストの傾向やパターンを分析しました。

 

 

ひどい点数の答案用紙を見るのは心が削れました、、、

 

 

よく見ると、毎回、同じような形式の問題が出題されていたり、ドリルの内容をそのまま出していたりなど、その科目の先生にごとにクセがあることが分かってきました。

 

 

そして、その分析結果を元に、勉強をするようにしました。

 

 

そんな感じで、戦略的に勉強をした結果、2年生の初めの頃は、あまり良くなかったですが、徐々に点数が上がり始め、最後の方は高点数が取れるようになってきました。

 

 

得意な科目は70~90点くらいは取れるようになり、登校していた時よりも、登校しなかった時の方が点数がいいという、逆転現象が起き、周りに凄く驚かれました。(笑)

 

 

 

進路決め

 

 

進路については、正直かなり悩みました。

 

 

毎日、学校に通って高校生活を楽しみたいという思いもありましたが、また行けなくなるのではという不安もあったので、3年になっても結論を出すことができませんでした。

 

 

ですが、自分は一人でコツコツ勉強をするのが向いていると思ったので、通信制の高校に進学することを決めました。

 

 

それと、僕が小学生の時なのですが、あるテレビ番組で、アメリカのホームスクールの様子を特集した番組を見た経験がありました。

 

 

それを見て、「自分も家で勉強できたらいいな!」と元々思っていたので、通信制高校を志望したというのもあります。

 

 

まぁ、親戚には「本当に大丈夫なのか!?」と心配されましたが、最終的には、「頑張れよ!」と励ましてもらえました。

 

 

 

いざ、高校受験!

 

 

 

あの日は、朝から寒くてたまりませんでした。

 

 

前日から緊張しまくっていたので、あまり寝ることもできず、ずっとピリピリしてました。

 

 

寒さと緊張で吐きそうになり、朝はほとんど何も食べずに高校へと向かいます。

 

 

そして、めちゃくちゃ緊張&汗だくの状態で、受け付けを済ませ、受験会場へ入ります。

 

 

まずは小論文。

 

 

(時間ギリギリで書いたので、かなり焦りました、、、)

 

 

その後、休憩を挟んで、国語・数学・英語の筆記試験を受けました。

 

 

(英語と数学嫌いで、過去問もあんまりできなかったに、なぜかすごい出来てびっくりしたwww)

 

 

全部終わった後、息つく暇もなく、親同伴での2対2の個別面接を受けることに。

 

 

(未だに、親同伴だったのは謎)

 

 

親同伴というのと高校受験というダブルの緊張で、噛みまくった揚げ句、うまいこと話せませんでしたが、結果は合格

 

 

晴れて、通信制高校へと入学することができました。

 

 

 

不登校になって見えた世界

 

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今は、不登校になって逆に良かったなと思っています。

 

 

学校に行けなくなったおかげで、色々なことを勉強できたり、経験をすることができました。

 

 

放送大学という大学で、経済学や経営学という自分にとって、とても楽しい学問に出会うことができましたし、とてもいいバイト先にも勤めることができました。

 

 

普通の学校に行っていれば、放送大学という大学も知らなかっただろうし、今のバイト先に勤めることもできなかったと思います。

 

 

それに、この道を選んだおかげで、前は嫌いだった勉強も、今では好きになりました。

 

 

放送大学のおかげです。(笑)

 

 

なので、この道を選んだことを後悔していません。

 

 

むしろ、よい道を選んだと思っています。

 

 

 

 

人と違ってたっていい

 

画像

 

 

みんなと同じように、中学に行き、高校に行き、大学か専門に行くのが普通で正しい、そうじゃなきゃ就職もできないし、なによりもそれが出来なければ、人生は終わり。

 

 

当時の僕は、そんな風に思っていました。

 

 

でも、不登校になって僕は、「人と違ったっていい、学校に行かなくたって、それに代わる何かがあればいい。やりたいことをやっていこう。」と思えるようになりました。

 

 

確かに、通信の高校・大学に行くのは多少の不安はありました。

 

 

なんせ、周りに通信制の高校に行く人なんて、ふれあい教室のメンバー以外誰もいませんでしたから。

 

 

バイトに応募するときも、

 

通信って言ったらどんな顔をされるのだろう、そんな奴を雇いたくないかもしれない。

というか、そもそもこんな自分にバイトができるのだろうか。

 

 

そんな風に感じていました。

 

 

ですが、ちゃんとバイトにだって就くことができましたし、今では、新しく入って来たバイトに仕事を教えたり、指示をするバイトリーダーみたいな感じの立場です。

 

 

人に教えることの難しさ、人を動かすことの大変さ感じ、苦悩できるくらいの立場なりました。

 

 

あの頃の自分では、到底考えられないことが起きているな、と日々感じています。

 

 

だから、いま学校に通えていなくても、それが「悪いことだ」「ズル休みをしてる」とか、思わないでほしいなと思います。

 

 

行けなくても、ただ生きていればいい。

 

 

学校に行っていればできない、何か他の事で人に誇れるものだったり、自分が心の底から楽しめるものを見つければいいと思います。

 

 

それさえあればいいのです。

 

 

人と違った人生を歩んだっていい。

 

 

人生に答えなんてものはありません。

 

 

自分が正しいと思う方向へ進んでいけばいいと思います。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いている人

 

 

 

REON

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現役の18歳放送大学生(社会と産業コース所属)

中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。

別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。

高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。

その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。

目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。

そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。

reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter

 

印刷教材レポート「初歩からの数学」を徹底解説!

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どうも、こんにちは~。REONです。

 

 

第2学期の科目登録も2月28日までと迫ってまいりましたが、履修科目は決まりましたでしょうか!?

 

 

僕は、めちゃめちゃ迷いながら決めました。笑

 

 

今回も、科目登録期間中なので印刷教材の解説をしていきたいと思います。

(って言っても今日までですが、、、)

 

 

この記事では、僕が今まで履修してきた科目の中で死ぬほど苦労した「初歩から数学」について、徹底的に解説します。

 

 

(こいつに何度泣かされたことか、、、泣)

 

 

そして、なぜこれほど初歩からシリーズは難しいのか、対策法についても解説していきます。

 

 

過去の印刷教材レポートの記事はこちら↓

 

 

reonblog.hatenablog.jp

 

reonblog.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

 

「初歩からの数学」の基本情報

 

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科目     基盤科目

単位     2単位

放送授業   テレビ放送(字幕あり)

テスト問題数 10問

難易度    鬼畜レベルの難しさ

担当講師   隈部正博教授

 

 

この科目では、高校数学の基礎部分について、実際に問題を解いたりして学習していきます。

 

 

印刷教材には、放送教材で解説する数式や例題がそのまま掲載されているので、ノートは取らなくていいですが、重要な数式や方程式は書いて勉強した方がいいと思います。

 

 

例題の数がかなりあるので、メモ程度で済ませるようにするのをおすすめします。

 

 

テストの内容としては、√の掛け算、因数分解(3次式)、関数、シグマ、極限値などが出題されます。

 

 

シグマや極限値と聞くと、なんだかとっても難しそうなテストに思えるかもしれませんが、1~2問以外は、毎年数字だけを書き換えた、使いまわしのテスト見たいなものです。(笑)

 

 

過去問を何度か解き、その答えに解説されている解き方を暗記しておけば、おそらく100点かそれ近くは取れると思いますので、特別何か対策をした方がいい感じでもないです。(笑)

 

 

また、通信指導の問題がそのまま出題されることもあるので、通信指導の答えもしっかりと読みこみましょう。

 

 

(答えを読みこむって、おかしな話ですよね、、、笑)

 

 

嘘みたいな話ですが、本当にそんな感じです。

(前学期と前々学期の過去問を見てみてください。びっくりしますよ。笑)

 

 

構成

 

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序盤は、数学Ⅰの四則演算や因数分解、方程式について学習し、その後、数学A部分について学習します。

 

 

ここら辺は、中学校で習うレベルなのでそこまで難しくはないです。

(ここら辺までは、、、)

 

 

中盤は、数字ⅡB部分の三角関数・指数関数、微分積分について学習します。

(ここら辺から、徐々に訳が分からなくなって頭が痛くなり始めます。)

 

 

終盤は、数学Ⅲ部分のシグマや極限値について学習します。

(ここら辺で、もう辞めたい!取るんじゃなかった!という感情がMaxに)

 

 

 

なぜこんなにも難しいのか?

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初歩からシリーズに関しては、全部難しいと言われていますが、内容に関しては応用をやっているわけではないんですよね。

 

 

全部、基礎の基礎を学習しています。

 

 

では、なぜこれほど難しいのかというと次のようなことが挙げられます。

 

 

  • やることは基礎だが、高校で勉強していないと理解できないから
  • 1学期の中で数学ⅠA・ⅡB・Ⅲを一気にやるから
  • 放送授業でも細かいところを説明してくれない
  • 印刷教材そのものが分かりにくい

 

 

やることは基礎だが、高校で勉強していないと理解できないから

 

 

すべて、高校で習う基礎的な部分だけを学習する科目なのですが、「初歩から」というものの全く数学の知識がない人が、この印刷教材だけで学習するのは、間違いなく無理です。

 

 

高校で、応用は出来なくても基礎くらいならできたりするのであれば、理解できる内容だと思いますが、勉強したことがない・忘れてしまった人が、いきなりやるのはちょっと無理があるなという印象です。

 

 

「初歩からの」と書いているのに難しいって、果たしてこれが初歩と言えるのかは、若干微妙な感じはしますよね、、、

 

 

 

1学期の中で数学ⅠA・ⅡB・Ⅲを一気にやるから

 

 

基本的にですが、数学ⅠA→数学ⅡB→数学Ⅲという順で勉強しますが、この科目では、一気に全部勉強するので、中々にしんどいです。泣

 

 

確かにね、基礎なんですが、、、ただでさえ量の多い数学Ⅲも1学期の中でやるのは、かなり大変です。

 

 

せめて、数学ⅠA・ⅡBを「初歩からの数学」にして、数学Ⅲを「応用数学」とかにしてほしいと思いますね。

 

 

 

放送授業でも細かいところを説明してくれない
印刷教材そのものが分かりにくい

 

 

この科目が難しいと感じる一番の原因は、おそらくこの二つなのではないかな、と履修してみて思いました。

 

 

放送授業では、イラストやアニメーションを使って分かりやすく説明はしてくれますが、時間に限りがあるので、どうしても細かい部分まで説明してくれません。

 

 

それに、シグマや極限値の説明となると、説明も長くなって分かりにくくなってきます。

 

 

それで、皆さんパニックになられるのかなぁ~と思います。

 

 

また、印刷教材の方も、イラストや図がなく、数式ばかりの説明なのでかなり分かりにくかったです。

 

 

印刷教材だけで、勉強される方はかなり大変だと思います、、、

 

 

例題の数が沢山あり、色々な計算方法が記載されていたのは、とてもよかったですが、章が進むにつれて説明も例問も長くなるので、かなり難しく分かりにくかったです。

 

 

 

対策法は?

 

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対策法としては、次のような方法が挙げられます。

 

 

  1. 数学の参考書と合わせて学習する。

  2. YouTubeで学習する

 

 

「参考書をわざわざ買う?」と思うかもしれませんが、この科目は参考書がないとおそらく無理です。(いや、100%無理、、、)

 

 

高校時代の教科書があれば十分ですが、捨てている方がほとんどだと思います。

 

 

いま持っていない方は、書店に行けば、色々な参考書があるので絶対買いましょう!

 

 

難しいやつじゃなくて、基礎の基礎から学ぶ参考書であれば大丈夫です。

 

 

こんな感じので大丈夫ですよ!↓

 

 

 

 

 

 

また、家庭教師のトライYouTubeで投稿している「トライイット」というチャンネルがあるので、そちらも一緒に合わせて勉強することをおすすめします!

 

 

とても分かりやすいですし、数学ⅠA~Ⅲまですべて網羅していますので、とっても便利ですよ!

 

 

トライイット

 


www.youtube.com

 

 

僕も、放送授業でも分からなかった部分は、トライイットを見て勉強しました!

 

 

まと

 

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今回は、「初歩からの数学」について解説しました!

 

 

おそらくですが、中盤から段々と辞めたくなると思います、、、

 

 

それぐらいしんどい科目です。(笑)

 

 

僕自身も、何度も何度もやめたくなった科目ですし、授業どころか、印刷教材も見るのが嫌になってました、、、

 

 

まだ、テストが簡単だったのは救いでしたが、テストも難しかったら間違いなく、単位落としてました。

 

 

非常に難しい科目ですが、履修しておけば役に立つ科目です。

 

 

特に、

 

  • 数学を学びたい人
  • 数学を学び直したい方
  • 情報コースに入学されている方

 

 

などは、これからの学習に必要となって来ますので、ぜひ履修してみてください!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

この記事を書いている人

 

 

 

REON

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現役の18歳放送大学生(社会と産業コース所属)

中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。

別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。

高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。

その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。

目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。

そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。

reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter

 

印刷教材レポート「国際理解のために」を徹底解説!

 

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こんにちは!REONです。

 

現在、2022年度第1学期の履修登録期間中ですが、皆さま履修科目はお決まりでしょうか?

 

今回も、前回に引き続き、2回目となる印刷教材レポートですが、この記事では、「国際理解のために」について解説したいと思います!

 

こちらは、僕が放送大学で一番好きな先生、高橋和夫教授が担当していらっしゃる科目です。

 

この科目も非常に面白いので、ぜひ履修してみてください!

 

 

前回の記事はこちら↓

 

 

reonblog.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

「国際理解のために」の基本情報

 

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科目     基盤科目

単位     2単位

放送授業   ラジオ放送(字幕あり)

テスト問題数 1問(記述式 750字以上800字以内)

難易度    比較的簡単

担当講師   高橋和夫教授

 

この科目では、世界の様々な宗教や領土問題などについて、放送教材・印刷教材を通して解説していきます。

 

こちらも、「人間にとって貧困とは何か」と同様に、小説のような印刷教材で、細かいところをしっかりと読んだり、聞いたりしたほうがいいと思いますが、テストが記述式なので、重要なところだけノートを書くほうがおすすめです。

 

(僕は、ノートを取ってましたが、どちらでもいいと思いますよ。)

 

「この出来事について詳しく記述せよ」や「~と~の違いや~の特徴について詳しく記述せよ」といった形での問題が多いですが、印刷教材の内容を覚えておけば、答えられる問題なので、しっかり読んで対策しましょう。

 

特に、「ユダヤ教キリスト教イスラム教が兄弟宗教と呼ばれる理由について」、「ゾロアスター教や仏教の特徴」、「日本の領土問題について」は、かなりの確率で出題されるので、しっかり押さえておいてください。

 

ここ2年間のテストの平均点も、70点以上あるので、対策すれば問題なく合格できる科目だと思います。

 

 

担当講師の高橋和夫教授ってどんな人?

 

高橋和夫の記事一覧 - 個人 - Yahoo!ニュース
yahooより引用

 

氏名 高橋和夫

1951年10月15日(70歳)

福岡県出身

国際政治学者で、専門は国際政治学、中東研究。

現在は、放送大学で名誉教授として勤務

担当授業 「国際理解のために」「中東の政治」「現代の国際政治」

 

時々、ニュース番組の「ひるおび」に出演されているので、見てみてください!

 

 

構成

 

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序盤は、世界三大宗教ユダヤ教キリスト教イスラム教のそれぞれの歴史や特徴についてと兄弟宗教と呼ばれる由縁について学習します。

 

中盤では、世界三大宗教以外の宗教についての学習をします。

(仏教やヒンドゥー教など)

 

終盤では、日本や世界の領土問題についての歴史背景や両国の主張を学習します。

 

 

 

この科目の魅力

 

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この科目の魅力は、放送教材・印刷教材、両方とも非常に丁寧に分かりやすく、またコミカルに解説をしている点です。

 

高橋先生は、中東に滞在していたことがあり、そこでの体験したことや出来事を放送授業では、コミカルにお話しされていて、とても面白かったですね。

 

 

例えば、高橋先生が中東でクリスマスを過ごしたときの話では、

 

「クリスマスは、夕方から夜にかけてがピークという感じですよね。1日中クリスマス!という感じではないと思います。なぜかというと、中東では、昼間は暑くて人間は活動できないので、夕方から夜にかけて外に出て、買い物をしたり食事をするんですよね。ケーキを夜食べるのも、サンタさんも夜に来るのも、中東では生活が夕方から夜が中心だからなんです。なので、クリスマスは夜がピークなんですよ~。」

 

(一応、知らない方に説明しますと、キリスト教は中東の宗教なので、中東が基準になってます!)

 

という、私たちの身近なお話だったり

 

 

ユダヤ教安息日についての紹介では、

 

ユダヤ教では、土曜日は労働してはいけないことになっていて、車を運転したり、料理、さらにはボタンを押すこともできません。ホテルなどで、エレベーターに乗る際は、ボタンを押さなくても、各階ごとに止まるように設定されています。安息日に、車を運転すると石を投げられることもあるそうですが、石を投げる行為は労働ではないのでしょうかと私は思います。(笑)」

 

 

など、ユーモア溢れる話でしたり、実際に現地に行かないとわからないことを解説してくれるので、とても楽しく授業を受けることができました。

 

こんなに苦痛じゃない授業は、初めて受けたかもしれないと思ったほどです。(笑)

 

人によっては、ただ印刷教材の内容を読み流すだけの科目もありますが、この科目ではそれがなく、印刷教材で紹介されていないことも、沢山お話してくれるので、最後まで眠たくならずに視聴することができました。(笑)

 

1回聞いたら、どんどん授業を進めたくなるんですよ~。

 

そのくらい面白いのが魅力なんですよね~♪

 

 

 

印象に残った話

領土問題の歴史背景

 

この科目では、なぜ、尖閣諸島竹島北方四島の問題が起きているのか、その背景や現状、どちらの国が主導権を握っているかなどを分かりやすく、丁寧に解説しています。

 

両国の主張を様々な視点から解説してくれるのですが、学校などでは教えてくれないようなことまで、深く学習できるので本当に勉強になりました。

 

 

この科目で、特に印象に残った言葉は、

 

「領土問題というのは、みんな感情的になりがちなんですよね。絶対に私たちの方が正しいんだ!と。でも、相手にも相手の主張があって、自分たちの主張ばかり見るのではなくて、相手の意見も聞くことも大切なんですよね」と述べていらっしゃいました。

 

確かに、日本でも「我が国の固有の領土である~と~は」とか「~という歴史背景があるにも関わらず、韓国は~ロシアは~」とそればかりで、相手の主張がどういったものなのかが、あまり報道されたり、学校でも教えられることはないですよね。

 

相手の主張を全く聞かないと、それが反韓反日とかに繋がって、相手の国の人を憎んだり、悪と思い込んでしまうのではないかなぁと感じました。

 

相手の国の人々も、自分たちこそが正しい!と思っているわけですからね。

 

悪いとしてもその国家だと思いますし、その国の国民自体は悪くないわけですから。

 

難しいところですけど、自分たちの立場の主張ばかりを聞こうとするのではなく、相手のことも考えたり、知ることも重要なんだなぁとこの授業を受けて感じました。

 

 

まとめ

 

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今回は、国際理解のためにについて解説しました。

 

世界の様々な問題に対して、高橋先生が明るく楽しく、時にはユーモアを交えて解説されるこの科目は、とても素晴らしいなと思いました。

 

宗教について学ぶと聞くと、なんだか難しそうと感じるかと思いますが、宗教の歴史を知る上で、特に重要な風習や出来事だけですし、ページ数の多くて分かりにくい旧約・新約聖書も、解釈しやすいように工夫してあるので、楽しく学べます。

 

そんなに難しい科目でもないので、新入生など今年から入学される方などにおすすめです。

 

特に、全科履修生で新入生の方は、基盤科目14単位を選択必修としていますが、その中の2単位として、ぜひ履修してみてはいかかでしょうか。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

この記事を書いている人

 

 

 

REON

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現役の18歳放送大学生(社会と産業コース所属)

中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。

別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。

高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。

その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。

目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。

そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。

reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter

 

 

印刷教材レポート「人間にとって貧困とは何か」を徹底解説します!

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こんにちは!REONです!

 

もうすぐ、2022年第1学期の科目登録が始まりますが、履修科目は決まりましたでしょうか?

 

決めた人やまだ決めていない人もいるともいますが、今回は、僕が一番好きな印刷教材の「人間にとって貧困とは何か」について解説をしたいと思います。

 

前に投稿したこちらの記事でも少し触れていますが、一年間で履修した科目の中で、一番よかった科目と書いているものの、大まかな概要しか触れていなかったので、今回は、この「人間にとって貧困とは何か」についてもっと深く掘り下げ解説していきたいと思います。

 

reonblog.hatenablog.jp

 

科目登録の参考になったら幸いで~す!

 

 

 

 

 

「人間にとって貧困とは何か」の基本情報

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開設コース  生活と福祉コース (社会と産業コースと共用科目)

科目     導入科目

単位     2単位

放送授業   ラジオ放送 (字幕あり)

テスト問題数 10問

難易度    やや難しい

担当講師   西澤晃彦教授

 

 

この科目は、タイトルの通り、人間にとっての貧困とはどんなものなのかについて、印刷教材と放送授業を通して解説をしていく科目です。

 

小説みたいな感じの印刷教材なので、ノートを取るというより、細かい部分もしっかりと読んで勉強するほうがいいと思います。

(僕はノートは取らずに勉強しました。)

 

単語の意味を問う問題が出題されるのではなく、授業で先生が述べた内容や印刷教材の内容を問う問題が出題されることがほとんどのため、印刷教材・放送教材、両方しっかりと読んだり、聞いたりして対策しましょう。

 

この2年間のテストの平均点は、おおよそ80点を超えていますが、少し難しい問題も出題されることもあるので、油断せずしっかり読み込みましょう。

 

そうすれば、問題なく合格できる科目だと思います。

 

 

授業の構成や流れ

 

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序盤は、貧困とはどのようなものなのか、実際に起きた事件などの実例を元に話を進めていきます。

 

中盤は、様々な貧困の種類や県営住宅における貧困の問題、核家族化が引き起こす貧困と孤独死外国人労働者が陥ってしまう貧困についてなどを、中心に解説していきます。

 

そして終盤は、西澤先生が実際に取材をした様々な貧困の現場を元に、貧困や貧困政策の課題や問題点などを解説していきます。

 

序盤は、とても興味深い話が沢山出てきて、読みだしたら止まらなくなります!

 

中盤から終盤にかけては、少し話の内容が難しくなり、理解しにくいところも出てきますが、何度も読み返せば、理解できると思います。

 

 

この科目の魅力

 

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この科目の凄さは、印刷教材・放送授業ともに、本当にレベルが高いことです。

 

第1回目の放送授業を聞けばわかりますが、初めて授業を視聴した時に、顔面に猛烈なパンチを食らったような感覚になりました。

 

本当にそれぐらいの衝撃がある放送教材でした。

(実際に聞けばわかると思います。)

 

貧困って、食べるものがないとか住む場所がないとかくらいは、誰もが思いつくことだと思ますが、それ以上のことを深く考えたりってすることは、あまりないと思います。

 

この科目では、貧困とはどんなものがあるのか、なぜそうなってしまったのか、その背景だけでなく、なぜ昔は多かった貧困が、今ではタブーのようにされているのかなど、僕たちが考えたこともないようなことについて、問題提起だったり先生が疑問を投げかけてくるんですよね。

 

それがね、本当にね、凄いんですよ。(←語彙力www)

 

僕たちは、当たり前のように家があって、食べ物があって、仕事があって寝ることができて、友達や家族と当たり前のように会話をしますよね。

 

それらが、当たり前すぎて、当たり前ではないということに気づいていないことやそれが当たり前なので、貧者の気持ちや状況を理解することができないことが問題だと述べていたのですが、それがとても胸に刺さりました。

 

また、「だれもが貧困について見ようとも知ろうともせず、目を背けていることが問題だ。」とおっしゃっていたのが、とても頭に残りましたし、考えさせられました。

 

 

特に印象に残った話

見田宗介  「まなざしの地獄」

 

この科目の最初の方で、「まなざしの地獄」という見田宗介さんが書いた本が紹介されるのですが、それがとても印象に残りました。

 

この本は、1968年に起きた連続射殺事件の犯人である、出稼ぎ労働者だったN.Nこと”永山則夫”という人を題材にした話で、彼の生い立ちなどについてフォーカスを当てています。

 

彼は、北海道の極貧家庭で育ち、中学卒業後に出稼ぎ労働者として上京します。

 

その後、必死に働いてそのお金で、家族に仕送りをしたりと、真面目に生活をしていましたが、ある日米軍から盗んだ拳銃で、4人の人間を殺害し、逮捕されます。

 

そして逮捕後の家宅捜索で、彼の家からは大量の高級品が発見されます。

 

ただし、それらの高級品の数々は、盗んだものではなく、彼自身が必死に働いて貯めたお金で、購入したもので、小さい頃から高級品に憧れがあり、様々なものを集めていたそうです。

 

しかし、世間からは、「貧者らしくない」「貧者のくせに」という理由で、猛バッシングを受けます。

 

彼は、世間からのバッシングについて、「世間はその裏にある努力を見ようとはせずに、ただ貧者らしくないという理由で非難を浴びせる。貧者であるということが、まるで”とりもち”のように自分に絡みついてくる」と述べていたのが非常に印象に残りました。

 

「人は、事件の表面部分しか見ず、その人の経歴や人間像を見ようしない。報道だけでその人の人格などを知ったような気になってしまうことが問題だ」と先生は述べていてとても考えさせられる授業でした。

 

この話の詳しい内容は「まなざしの地獄」という本で紹介されているので、興味のある方は、是非読んでみてください!

 

 

まとめ

 

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今回は、「人間にとって貧困とは何か」の魅力について解説しました。

 

興味深い話は沢山出てきますが、正直なところ、楽しくなるような科目ではないですし、笑える話とかがある科目ではないです。

 

色々なことを考えさせられる科目ですし、章によっては聞き終わった後に、モヤモヤしたり、重い気持ちにもなったりもします。

 

ですが、入学したら絶対に履修してほしいと思う科目ですし、視野が広がると思います。

 

目を背けたくなるような事実や問題に、様々な視点や角度から切り込んで解説したこの教材は、とても素晴らしいなと読み終わって強く思いました。

 

こういったテレビなどでは放送できないことを、大学で学ぶことができるのは、素晴らしいと思いましたし、なかなか学ぶ機会も少ないと思うので、履修してよかったと感じています。

 

本当に、本当に、本当におすすめなのでぜひ履修してみてください!!

 

それでは、また!

 

 

 

この記事を書いている人

 

 

REON

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現役の18歳放送大学生(社会と産業コース所属)

中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。

別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。

高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。

その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。

目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。

そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。

reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter