印刷教材レポート「国際理解のために」を徹底解説!

 

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こんにちは!REONです。

 

現在、2022年度第1学期の履修登録期間中ですが、皆さま履修科目はお決まりでしょうか?

 

今回も、前回に引き続き、2回目となる印刷教材レポートですが、この記事では、「国際理解のために」について解説したいと思います!

 

こちらは、僕が放送大学で一番好きな先生、高橋和夫教授が担当していらっしゃる科目です。

 

この科目も非常に面白いので、ぜひ履修してみてください!

 

 

前回の記事はこちら↓

 

 

reonblog.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

 

「国際理解のために」の基本情報

 

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科目     基盤科目

単位     2単位

放送授業   ラジオ放送(字幕あり)

テスト問題数 1問(記述式 750字以上800字以内)

難易度    比較的簡単

担当講師   高橋和夫教授

 

この科目では、世界の様々な宗教や領土問題などについて、放送教材・印刷教材を通して解説していきます。

 

こちらも、「人間にとって貧困とは何か」と同様に、小説のような印刷教材で、細かいところをしっかりと読んだり、聞いたりしたほうがいいと思いますが、テストが記述式なので、重要なところだけノートを書くほうがおすすめです。

 

(僕は、ノートを取ってましたが、どちらでもいいと思いますよ。)

 

「この出来事について詳しく記述せよ」や「~と~の違いや~の特徴について詳しく記述せよ」といった形での問題が多いですが、印刷教材の内容を覚えておけば、答えられる問題なので、しっかり読んで対策しましょう。

 

特に、「ユダヤ教キリスト教イスラム教が兄弟宗教と呼ばれる理由について」、「ゾロアスター教や仏教の特徴」、「日本の領土問題について」は、かなりの確率で出題されるので、しっかり押さえておいてください。

 

ここ2年間のテストの平均点も、70点以上あるので、対策すれば問題なく合格できる科目だと思います。

 

 

担当講師の高橋和夫教授ってどんな人?

 

高橋和夫の記事一覧 - 個人 - Yahoo!ニュース
yahooより引用

 

氏名 高橋和夫

1951年10月15日(70歳)

福岡県出身

国際政治学者で、専門は国際政治学、中東研究。

現在は、放送大学で名誉教授として勤務

担当授業 「国際理解のために」「中東の政治」「現代の国際政治」

 

時々、ニュース番組の「ひるおび」に出演されているので、見てみてください!

 

 

構成

 

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序盤は、世界三大宗教ユダヤ教キリスト教イスラム教のそれぞれの歴史や特徴についてと兄弟宗教と呼ばれる由縁について学習します。

 

中盤では、世界三大宗教以外の宗教についての学習をします。

(仏教やヒンドゥー教など)

 

終盤では、日本や世界の領土問題についての歴史背景や両国の主張を学習します。

 

 

 

この科目の魅力

 

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この科目の魅力は、放送教材・印刷教材、両方とも非常に丁寧に分かりやすく、またコミカルに解説をしている点です。

 

高橋先生は、中東に滞在していたことがあり、そこでの体験したことや出来事を放送授業では、コミカルにお話しされていて、とても面白かったですね。

 

 

例えば、高橋先生が中東でクリスマスを過ごしたときの話では、

 

「クリスマスは、夕方から夜にかけてがピークという感じですよね。1日中クリスマス!という感じではないと思います。なぜかというと、中東では、昼間は暑くて人間は活動できないので、夕方から夜にかけて外に出て、買い物をしたり食事をするんですよね。ケーキを夜食べるのも、サンタさんも夜に来るのも、中東では生活が夕方から夜が中心だからなんです。なので、クリスマスは夜がピークなんですよ~。」

 

(一応、知らない方に説明しますと、キリスト教は中東の宗教なので、中東が基準になってます!)

 

という、私たちの身近なお話だったり

 

 

ユダヤ教安息日についての紹介では、

 

ユダヤ教では、土曜日は労働してはいけないことになっていて、車を運転したり、料理、さらにはボタンを押すこともできません。ホテルなどで、エレベーターに乗る際は、ボタンを押さなくても、各階ごとに止まるように設定されています。安息日に、車を運転すると石を投げられることもあるそうですが、石を投げる行為は労働ではないのでしょうかと私は思います。(笑)」

 

 

など、ユーモア溢れる話でしたり、実際に現地に行かないとわからないことを解説してくれるので、とても楽しく授業を受けることができました。

 

こんなに苦痛じゃない授業は、初めて受けたかもしれないと思ったほどです。(笑)

 

人によっては、ただ印刷教材の内容を読み流すだけの科目もありますが、この科目ではそれがなく、印刷教材で紹介されていないことも、沢山お話してくれるので、最後まで眠たくならずに視聴することができました。(笑)

 

1回聞いたら、どんどん授業を進めたくなるんですよ~。

 

そのくらい面白いのが魅力なんですよね~♪

 

 

 

印象に残った話

領土問題の歴史背景

 

この科目では、なぜ、尖閣諸島竹島北方四島の問題が起きているのか、その背景や現状、どちらの国が主導権を握っているかなどを分かりやすく、丁寧に解説しています。

 

両国の主張を様々な視点から解説してくれるのですが、学校などでは教えてくれないようなことまで、深く学習できるので本当に勉強になりました。

 

 

この科目で、特に印象に残った言葉は、

 

「領土問題というのは、みんな感情的になりがちなんですよね。絶対に私たちの方が正しいんだ!と。でも、相手にも相手の主張があって、自分たちの主張ばかり見るのではなくて、相手の意見も聞くことも大切なんですよね」と述べていらっしゃいました。

 

確かに、日本でも「我が国の固有の領土である~と~は」とか「~という歴史背景があるにも関わらず、韓国は~ロシアは~」とそればかりで、相手の主張がどういったものなのかが、あまり報道されたり、学校でも教えられることはないですよね。

 

相手の主張を全く聞かないと、それが反韓反日とかに繋がって、相手の国の人を憎んだり、悪と思い込んでしまうのではないかなぁと感じました。

 

相手の国の人々も、自分たちこそが正しい!と思っているわけですからね。

 

悪いとしてもその国家だと思いますし、その国の国民自体は悪くないわけですから。

 

難しいところですけど、自分たちの立場の主張ばかりを聞こうとするのではなく、相手のことも考えたり、知ることも重要なんだなぁとこの授業を受けて感じました。

 

 

まとめ

 

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今回は、国際理解のためにについて解説しました。

 

世界の様々な問題に対して、高橋先生が明るく楽しく、時にはユーモアを交えて解説されるこの科目は、とても素晴らしいなと思いました。

 

宗教について学ぶと聞くと、なんだか難しそうと感じるかと思いますが、宗教の歴史を知る上で、特に重要な風習や出来事だけですし、ページ数の多くて分かりにくい旧約・新約聖書も、解釈しやすいように工夫してあるので、楽しく学べます。

 

そんなに難しい科目でもないので、新入生など今年から入学される方などにおすすめです。

 

特に、全科履修生で新入生の方は、基盤科目14単位を選択必修としていますが、その中の2単位として、ぜひ履修してみてはいかかでしょうか。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました

 

 

それでは、また!

 

 

 

 

この記事を書いている人

 

 

 

REON

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現役の18歳放送大学生(社会と産業コース所属)

中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。

別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。

高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。

その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。

目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。

そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。

reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter