最高難度の科目「ファイナンス入門」を徹底解説!
皆さんこんにちは!REONです。
履修登録期間ももう少しで、締切日を迎えますが皆様はもう決められましたか!?
まだ、決められていない方、登録していない方は急いでくださいね!!
今回の記事では、最高難度の科目「ファイナンス入門」について解説したいと思います。
僕が、今までの科目で1、2を争うくらい大苦戦したのがこの「ファイナンス入門」なんですよね、、、
以前こちらの記事でも紹介しましたが、今回はさらに詳しく解説し、単位認定試験の攻略方法や対策法などについても書いていきたいと思います。
それでは解説していきます!!
目次
ファイナンス入門の基本情報
開設コース 社会と産業コース
科目区分 専門科目
教材番号 1639552
単位数 2単位
放送形態 テレビ
ページ数 213ページ
担当講師 齋藤正章 阿部圭司
通信指導 選択式
テストの問題数 10問
難易度 ★★★★★★★ (鬼ムズ)
学習内容としては、金利・複利・割引率の計算や金融証券の種類などのファイナンスの基本について学んでいきます。
印刷教材のページの量としては、通常の印刷教材と同じくらいで、多すぎず少なすぎずという感じです。
この科目の鬼ムズポイント
入門と書いてある時点で全く入門ではないのは、放送大学の印刷教材のお決まりなのですが、今まで履修してきた中でも特に難しかったですね...
まず、難しいポイントとしては、ほとんど内容としては数学が中心となっています。
金利の計算や複利計算などはまだ簡単にできるのですが、終盤になってくると金利スワップや財務諸表の割合・比率計算などの複雑な計算だったり、色々な種類の計算式・公式を覚えないといけないので、初めて学ぶ方にとってはかなり苦戦されると思います。
暗記部分がかなり少なく、暗記してテストがなんとかなるものではないため、計算問題を正解できるように沢山勉強しないといけないのが大変でした…
ある程度、数学を学んでいる方や得意な方であれば、もう少し楽にできるのかもしれませんが、数学になれていない方が履修されるとかなり厳しいと思います。
また、各章の最後に演習問題があり、テスト対策に便利!と思いましたが、そもそも解答が記載されておらず、問題が解けても答えが分からないので困りました…
学習内容
学習内容としては、
- 第9~10章では、資産調達や金融の種類についてと財務諸表から割合や比率を求める方法について(唯一の暗記部分)
- 第11~15章では、資本コスト・資産運用・企業価値評価・情報の非対称性などについて(ここが鬼ムズ)
このような分野について学んでいきます。
第1~4章あたりは、比較的簡単な部分なので、何度か問題を解いて慣れていけば、徐々に理解できるようになってくると思います。
ここのあたりまでは初心者レベルのファイナンスだと思います。
ただ、第11~13章の資本コスト・資産運用・企業価値評価はこの科目の中で一番難しい部分で、なかなか理解しにくいと思います。
何度も印刷教材と放送教材をみて復習するしかないですね…
通信指導・単位認定試験の内容や難易度は?
タイトルに書いてある通り、通信指導・単位認定試験ともに最高難度かつ鬼畜レベルです。
正直、放送大学で履修してきた科目の中の試験で一番といっても過言ではないほど難しかったです。
試験内容なのですが、2022年度第1学期から試験の内容が、ランダム形式の出題となっているため、全員が当てはまるわけではないかもしれませんが、僕が今回受けた試験の場合、10問中6問が計算問題でした。
2021年度第2学期以前の単位認定試験では、傾向として10問中5問が計算問題で、残りの5問が文章問題だったため、文章問題をすべて正解できれば、計算問題は1問だけ正解できれば合格だったのですが、傾向が変わって難しくなっている可能性もあります。
計算問題の前半の内容は、金利・複利計算・割引率・標準偏差・分散・相関係数・CAPM・ドルの換算などのいずれかが必ず出題されます。
この計算自体は慣れれば比較的簡単なので、しっかり勉強すれば正解できるので大丈夫です。
ただ、問題はテストの最後に出題される問題なのですが、ここがかなり難しいです…(泣)
後半の内容としては、金利スワップ・財務諸表を読み解いて割合や比率を求める計算・資産コストなどの問題が出題されます。
ここを攻略できれば、間違いなく合格できるのでしょうが、それがなかなかできないのがこの科目の難しいポイントなんですよね、、、泣
でも、テストの最後の方に出題される鬼ムズ問題は最悪出来なくても、他ができるようにすれば合格できると思います。(多分…)
対策法は?
先ほども書きましたが、テストの構造として計算問題と文章問題が大体半分ずつ出題されます。
まず、テストの1、2問目に出題される計算問題の金利・複利・割引率の計算は必ずできるようにしてください。
この問題は必ず出題されますし、比較的簡単なサービス問題ですので、必ず正解できるようにしてください。
次に、少し難易度が上がりますが、分散・標準偏差・相関係数の計算が問題の中盤あたりで出題される傾向があります。
ここも毎年、いずれかが出題される傾向があるので、重点的に学習をしていてください。
終盤当たりになると、財務諸表から割合・比率を求める問題や金融スワップ・オプションに関する問題が出題される傾向があります。
この部分がテストで一番難しい部分となります。
ただ、割と簡単な問題のときもあるし、恐ろしく難しい問題のときもあるので正直、運としか言えないですね、、、
第11~15章の資本コスト・資産運用・企業価値評価・情報の非対称性については、ほとんど出題されないので、あまり重点的に勉強しなくていいと思います。
(資産コストの問題が、少し前のテストで1問出題されたくらいです。)
色々と過去問を解いたり、実際にテストを受けてみたところ、ほとんどが第1~10章の内容を中心に問題を出題しているので、難しい第11~15章は、ほとんど勉強せずに第1~10章に全振りでもいいと思います。
文章問題としては、第9~10章に金融商品などについて学ぶところがありますが、毎年そこから出題される傾向にあるため、そこの金融商品や制度・ルールについて覚えておいてください。
また、第1~5章の内容の図や関数をみて、()に当てはまる言葉を選ぶ穴埋め問題も、毎回出題されている傾向にあります。
この部分も出題されても答えられるように、印刷教材・放送教材を見ておいてください。
これらの問題なのですが、先ほども触れましたが、各章の最後のページに演習問題がありますので、こちらを必ず解くようにしてください。
解答が記載されていないため、正解が分からないまま解かないといけませんが、とりあえず問題に慣れておいてください、
また、過去問もシステムWAKABAからダウンロードしておいてください。
2022年度第1学期から、単位認定試験がランダム形式に変更になり、全員が同じ問題ではないので、パターンを知るためにも過去問がある今のうちにダウンロードしておきましょう。
今回の僕のテストでは、前々回のテストと同じ問題が数問、出題されていました。
過去問と同じ問題が出題されれば、その問題は必ず正解できてますから絶対ダウンロードしておきましょう!!
まとめ
今回は、「ファイナンス入門」について解説しました。
この科目は、かなり難易度の高い科目ですので、初心者がいきなり勉強されるのはあまりおすすめはしません。
なんの知識もなく、超初心者の僕が履修してみましたが、とても大変でしたし、テストも全然分からなくて数問は勘&適当に回答しました、、、(汗)
たまたまミラクルで合格しましたが、本来なら落ちていたと思っています、、、(汗)
数学の内容が中心となりますので、ある程度数学を勉強したり、もしくはこちらの科目も鬼ムズですが「初歩からの数学」などで、数学の知識を身につけた上での受講をおすすめします。
こちらで「初歩からの数学」について解説をしているのでよかったら参考に読んでみてください。
内容としては、とても勉強になる科目でしたし、金利・複利計算・割引率の計算とか金融証券の分野は面白かったです。(他の計算問題は苦痛でしたが、、、)
また、印刷教材自体は図やイラストが多く使用されており、そこまで見にくくわかりにくいものではなかったです。
ただ、問題数や例題が少ないので、パターンを読むのが難しいのがこの科目の短所ではあります。
難しい科目こそ挑戦したいという方は、ぜひ履修してみてください!
今回の記事が、この科目に挑戦される方の力に少しでもなれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは次の記事で!!
追伸
放送大学の2022年度第2学期の履修登録期間は8月15日から8月31日午後17時までとなっております!!
忘れたら2学期は何の勉強もできなくなります…怖
忘れずに履修登録しましょう!!
この記事を書いている人
REON
現役の19歳放送大学生(社会と産業コース所属)
中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。
別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。
高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。
その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。
目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。
そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。
reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter