通信制高校ってどんな感じ?!卒業生がお答えします!
こんにちは!REONです!
突然ですが、皆さんは通信制高校に対してどのようなイメージでしょうか?
暗い人ばっかり
不登校生が行くところ
不良が多そうな感じ…
など様々なマイナスのイメージも多いと思います。
今回は、私が通っていた通信制高校の話になりますが、通信制高校の雰囲気などについて話していきたいと思います。
今から通信制高校に進学しようと思っている方に参考にしてほしいです。
それでは行ってみましょう!
- 通信制高校って?
- どんな人が通っているの?
- みんなアルバイトはしてるの?
- どんな雰囲気だった?
- 課題はどんな感じ?
- テストはどんな感じ?
- 卒業条件は?
- 通信制のメリットとデメリットは?
- メリット
- デメリット
- まとめ
通信制高校って?
通信制高校とは、全日制の高校とは違い、毎日学校に登校する必要がなく、週1回や月に1~2回の登校など様々なスタイルがある高校です。
自宅学習が主なスタイルで、課題の種類は、プリントやインターネット課題、小テストプリントなどがあります。
僕の高校は、インターネット課題と小テストを提出する学習スタイルでした。
すべての課題を提出することで、単位認定試験を受けることができ、学校が定めた卒業要件を満たせば、卒業することが出来ます。
最近は徐々に通信制高校に進学する人が増えており、企業もそこに目を付けて、現在では吉本興業やEXILEの会社であるLDHなども通信制高校を開校しています。
どんな人が通っているの?
僕の高校は本当に色んな人が通っていて、すごく面白かったですね。笑
芸能活動をしている人、とび職で県外に働きに行っている人、eスポーツチームに所属していて全国大会に出場している人、バンドをしている人、社会人など様々な人がいました。
中には、DJとして活動していて、今度CDを出すというすごい人もいました!
もちろん、全日制コースだったけど通信制コースに来たという人や中学の時に不登校を経験し通信制にした人、他の高校から編入してきた人などもいました。
あくまで僕の高校の話ですが、世間で言われているような、暗い人が多かったり、不良が多かったりというのはなかったですね。
みんなアルバイトはしてるの?
芸能関係の仕事やeスポーツなど他のことをしている人達は、少なかったですが大体の人はやっていましたね。
コンビニやクレープ屋、ピアノの部品を作る会社でバイトをしている人などがいましたが、中には猫カフェやメイドカフェとガールズバーといった個性的なバイトをしている人もいましたね。
(本人は楽しいと言ってましたが、色んな人から心配されていましたね…)
どんな雰囲気だった?
学年によっても違いましたが、新入生は慣れていなかった人も多かったので、静かな人も多くシーンしていましたが、2、3年生からは段々慣れてきて、みんなでワイワイ仲良くしている感じでしたね。
もちろんシャイな人もいましたが、みんな話せば明るくて面白い人ばかりで比較的いい雰囲気でした。
授業は面白くて、個性的な先生が多かったので、みんな楽しく授業を受けていました。
課題はどんな感じ?
僕の高校は、インターネットで配信される授業を見て課題をするというものでした。
インターネットで配信される授業を見て小テストをし、そのあとに課題をするという形式で、すべて提出すると単位認定試験を受けることができました。
違う通信制高校に通っている友達は、紙の小テストと課題を学校に行くたびに提出するという形式と言ってました。
インターネット授業は10分程度のものから40分以上ある動画もありましたが、15分程度のものが多かったです。
ノート書くと早いものだと20分くらいで終わりましたが、英語や数学などは大体1本の動画で1~2時間くらいかかっていました。
(僕がノートを書くのが遅かっただけかもしれませんが…)
テストはどんな感じ?
年二回、夏休みシーズンや冬休みシーズン中、又はその前後に学期末試験があることが多いようです。
テストは、どの学校もマークシートを利用していることが多く、記述式のテストはほとんどないそうです。
僕の高校の場合ですが、テストは1科目大体30~40問くらいでした。
しっかりと、小テストや課題をやっておけば点数は取れますし、ほぼそのまま課題からテストが出題されていたので、難しくはなかったです。
卒業条件は?
-
74単位以上を修得すること
-
通算3年以上の修学
-
特別活動を3年間で30時間以上参加すること
この3つが卒業要件となっています。
通算での計算なので何年かかっても最終的に単位を修得できれば大丈夫なんだそうです。
(ただ高校によっては在籍期限があるそうなので注意してください。)
僕の高校の在籍期限は7年でした。
特別活動に関してはまた後で解説します。
通信制のメリットとデメリットは?
メリット
-
自分のペースで勉強ができること
-
インターネット授業だと何度も見ることができる
-
バイトや自分のしたいことを両立しやすい
-
少人数クラスなので、先生との距離も近く、授業中に質問しやすい
-
様々な年代の人や全日制では出会えないような人とつながれる
通信制高校の一番のメリットだと思いますが、自分のペースで勉強が出来るのでバイトや自分のしたいことがある人にとってはすごくいいと思います。
僕は、忘れっぽいので授業を繰り返し見れることや先生にその場で質問しやすいのが一番よかったですね。
最後の項目ですが、私は通信制高校のとても大きな魅力の1つだと思います。
通信制高校では、全日制では出会うことのできない人とつながることができます。
上記でも書いたように、社会人の方やとび職の方など普通の高校では出会うことのできない人とつながれますし、またそれがとても刺激になります。
実際に、僕も色んな個性的すぎる人達と出会って、様々な刺激やインスピレーションを受けました。
詳しい話は、また記事で紹介していきますが、そういった意味で通信制高校に通うのは、本当にいい経験になると思います。
デメリット
通信制高校に進学する人は増えているものの、まだ少ないため人に理解されないことも多いですね。
就職のことや大学進学についても結構心配されますし、反対されることもありました…
また、課題や授業の難易度はそんなに高くないのですし、教材も少なく大学受験に対応した教材も少ないので、通信制高校に在籍しながら大学進学を目指す方は、進学塾に通うことをお勧めします。
そして一番の課題なのですが、今法律を守っていない通信制高校が多々問題になっています。
通信制高校には、特別活動というのを法律で3年間で30単位履修しなければいけません。(学校行事などを指すそうです。)
体育祭や文化祭、進路相談、進路セミナーを僕の高校では特別授業にしていましたが、中にはバイトをその時間に含めたり明らかに法律に違反している高校もあります。
また、課題の答えをすべて授業で教えたり、真面目に授業しない学校も中にはあります。
こういった通信制高校もありますので、きちんと調べないと後々後悔します。
そこで、僕がお勧めする通信制高校を2つ紹介したいと思います。
クラーク記念国際高等学校
こちらは、北海度に本校を置く全日制通信制高校で、様々な通信制コースがあり、週2~3日のコースや週1コース、月1コースなど様々なコースがあります。
(キャンパスによって設置しているコースが違うので注意してください。)
この学校の最大の特徴は、進学塾と提携しているので、難関大学向けの授業やテストをクラークwedという学習サイトから何度でも受けることが出来ます。
また、中学の勉強を学び直すことのできるツールもあるのでおすすめです。
大学進学の進学率が高く、大学進学を目指している人は一度見に行ってほしいです。
また通信制だけでなく全日制もあるので、毎日学校に通いたいという方は試験を受け、合格すれば編入することも後からできます。
直列校は進学率も高く設備も整っておりいいと思いますが、系列校などの名前を借りている高校は、よく調べてからいくようにしてください。
クラーク高校の直列校でない系列校の場合は、高校から名前を借りて教材やシステムを使っているだけで、仕組みなどが違ったりするそうなので注意してください。
クラーク記念国際高等学校のホームページはこちらです。
通信制高校|クラーク記念国際高等学校 (clark.ed.jp)
N高等学校
こちらは、最近設立された通信制高校で、沖縄に本校を置く高校です。バーチャル遠足などでメディアからの注目を浴びた高校なのでご存じの方も多いかもしれません。
こちらも様々なコースがあり、ネットコース、通学コース、オンライン進学コース、進学プログラミングコースなどがあります。
学習方法はクラークと同じように「N予備校」というアプリを使ってネットで課題の提出をします。
また、このアプリを使ってライブ授業や大学受験対策、質問など様々な学習コンテンツを使うことが出来ます。
こちらも進学、就職ともに様々な実績を残しており、東京大学や京都大学など難関大学の進学実績もあります。
N高等学校のホームページはこちらです。
N高等学校・S高等学校 (通信制高校 広域・単位制) (nnn.ed.jp)
まとめ
今回は、通信制高校について解説しました。
この記事では、まだ一部分しか紹介できていませんので、これからまた記事を更新してさらに通信制高校の魅力を伝えていきたいと思います。
様々な意見のある通信制高校ですが、私はとても素晴らしい高校だと思います。
もちろんまだ改善すべき点はあると思いますが、通信制高校に興味がある方はぜひ一度オープンキャンパスなどに、参加してみてほしいですし、僕の記事なども参考にしてほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた!
この記事を書いている人
REON
現役の18歳放送大学生(社会と産業コース所属)
中学1年生の時に学校に馴染めずに不登校を経験。
別教室に通い、そこから成績が徐々に向上。
高校は、通信制高校に進学し、高校1,3年生の時に
最優秀生徒賞と学業優秀賞を授与される。
その後、放送大学に進学し経済学、法律、情報学を勉強中。
目標は、放送大学を4年で卒業し、就職して通信制大学でも就職できることを証明すること。
そして、放送大学のみならず、通信制大学の将来性と素晴らしさを伝えること。
reonのTwitterアカウント REON Blog (現役放送大学生)さん (@BlogReon) / Twitter